天候不安の青森旅1

5月7日の朝は 

いつもより少し早く起きた
 

前日に購入していた

いつものケーキ屋さんで買った チーズパンを食べる


パンそのものの美味しさもさることながら 

びっしりと入ったチーズが 一層おいしさをかきたてる


義母がロングステイのタイミングでの

3度目の2泊3日の旅


目的地は 青森市と 五所川原市 そして 中泊町 


毎朝 決まって 

お気に入りのドリップコーヒーを飲む 

この日は キリマンジャロにした


目的地の天気予報を見ると

初日と二日目は雨予報・・・やはりそうか・・・


しかも 初日は日本全国が雨となっていた


気仙沼市から奥州市へと向かい東北道に乗る

自宅を出てから間もなく雨になり

青森ICまで ずっと雨だった


晴れていれば 三内丸山遺跡を目指すのが常だが

予定を変更し 屋内でのお楽しめる 青森県立美術館を目指した

こんな企画展があったからである
世界的な建築家であり 家具や陶器までデザインした

近代建築の父と呼ばれる フランク・ロイド・ライト展


実は私の父親が 設計屋だったこともあり

子供のころから 事務所には建築関連の本があり

本が好きだった私は 家中の本を読破していて

父親の専門誌まで眺めていたのだった


無学な私は 

この方が 凄い方であるということは知っていただのだが

そのままの状態で 今に至っていた


美術館では 妻の足のこともあり 

建て物から離れた駐車場ではなく

建物西側の専用駐車場に入るのが常
 

時間は 午前0時にならんとしていたので

美術館のレストランで 休憩をかねて食事


昨年の9月も同じメニューだったが

大きな鶏肉がしっかりと煮込まれ ほど良いお味で

同じものを注文した妻も おいしいと喜んでいた

食後は やはりコーヒー

偶然のことだったが 天井のライトが 

お月様のように丸く映り込んでいた・・・


フランク・ロイド・ライト展は 

期待以上の資料が並び もはや膨大とも呼べる量だった


とりわけ驚いたのが 氏の設計思想の根幹が

安藤(歌川)広重の日本画にあることを知り 驚いた


人の生活が風景に溶け込んだ広重の絵は 

その土地 その景色に見合った 人の営みがある


設計屋としてのポリシーは 

そこに住む人の暮らし方そのものに踏み込んで提案する 


当然と言えば当然だが 

今となれば 様々な環境基準が設計する側に縛りをかける


フランク・ロイド・ライトの時代は おおらかで

のびのびとした発送で 大胆なアイディアを発注者に提案できた時代


滝の上に家を作った あの有名な「落水亭」の

そこに至った話も含めて 

多くの点で

私の稚拙な記憶と学びが 少しだけ前進できた気がした


妻の足のことも気にしながら 移動していたが

途中 何度も椅子に座り 

フランク・ロイド・ライト展だけで 既に2時間が過ぎていた


そこからさらに 二つの企画展と

館所有の美術作品を見学 

すべてを回り終えたら午後3時半を過ぎており

この美術館だけで 4時間ほど過ごしたことになっていた


よくもまあ これだけじっくりと見たものだと思った


館内のレストランに戻り 休憩することにした


妻もコーヒーセットを頼んだのだが


妻は 自分が注文したチーズケーキを 一口食べた後

私が大好きな ガトーショコラの味見したいと・・・


私が食べる前に・・・やられた・・・


滅多に使わない頭と 疲れた足腰に 

沁み込む美味さだった


疲れが 少しだけ和らいだところで 

ホテルに少し早く入り 休むことにした


青森市では 温泉地ではなく いつも同じ滞在型ホテル


部屋に備え付けられた 羽毛が入ったソファの座り心地が 

我が家のものと似ていて 座っていて落ち着ける少し広めの部屋


昨年も このホテルの同じ部屋を利用し 

妻も お気に入りの部屋になっていた


次回に続く

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