はじめての料理は

前回の続き


部材を組み上げた写真を撮って その立ち姿に満足・・・


さっそく

妻待望の焼き芋をするための段取りを始めた


まずは 炉の焚き口に 

手のひらほどの大きさにちぎった古新聞を1枚置き

その上に親指の爪ほどの固形着火剤 

さらにその上に 細く割った薪を重ね

小型ガストーチで火をつけた


すると うっすらと煙突の先から煙が出たが

それも一瞬のことで 

炉の中の小さな火が すぐに本体内部に吸い上げられ 

乾ききった薪の火は あっという間に大きくなっていく


ゴーゴーと音を立てて 火が大きく燃え上がるまで

ほとんど待つこともなかった


きれいに吸い込まれていく炎を眺め にんまりとしながら

さらに薪を追加すると 

やはり うっすらと煙が出たと思ったら すぐに消えた


煙突の先からでる排気熱の高さが その向こう側の景色を揺らす


きれいな2次燃焼ができあがっている・・・そう思った


炉は さらに大きな音を立てて炎を吸い上げ

薪を入れるたびに 本体の温度が上がることが理解できた

耐熱塗装が焼け 煙を出し始めたと思い

上の写真を撮ったが

写真を撮ったあとに 大量の煙がストーブ全体から出てきた


何度か 上蓋の中に溜まった煙を逃がし 

30分ほどで 耐熱塗料の煙が収まったので

ウッドデッキから リビングで寛いでオリンピック観戦をしている妻に

合図を送る・・・ 

すると

妻はうれしそうな顔で 

濡れたキッチンペーパーとアルミホイルに包んだサツマイモを持ってきた


ダッチオーブン用のロストルを置き

サツマイモを載せ 上蓋を載せる


サツマイモは じっくりと時間をかけて焼き上げることで

その甘さを最大限に引き出せる食材 


本来なら 買ったばかりのダッチオーブンを使うべきところだが

このペール缶ストーブで焼きたかったのだ


薪はすぐに燃え尽きてしまうので

のんびりとしてはいられない


外気温は2度 風は微風

自作薪ストーブで温まりながら 

サツマイモを何度か裏返して 合計で50分ほど火を焚き続け


サツマイモを 耐熱手袋を履いた親指と人差し指でつまむと

ふんわりしてきた 


そろそろだなと思い 薪の投入を止めた 

あとは 熾火で調理


良い加減だと思い サツマイモを取り出し

家の中に持っていくと 

妻はうれしそうに すぐさま包みを開け 

熱い熱いと言いながら皮をむいて

小さく切ったサツマイモをふたつ用意し

フォークに刺してくれた


案の定 口に入れても熱かったが 

あまりの甘さに ふたりで驚いた

その後は 「甘いね~」と言いながら

あっという間に 3本のサツマイモを食べ終えた


それにしても これまでの焼き芋とは格段に異なる甘さで

じっくりと時間をかけて調理する大切さを学んだ


薪ストーブの温度が 下がったころ

本体を持ち上げ 燃焼状態を確認すると


すべてが灰になっていた 

見事な完全燃焼となっていたのだった


畑の上で さかさまにしたら はらはらと灰が降るだけで

固形の炭は ひとつもなかった

 

凄いものを作ってしまったものだ・・・ 


さて今回は サツマイモだけだったが

大きくなった福島の孫娘たち(今年の春で高1と中1)が来たら 

あれこれと 外で料理するための道具は 充足したので

わいわい言いながら 孫たちを楽しませたいと思っている


次の記事は 先日買ったばかりの 

中型のウッドガスストーブの試し焚きかな

それとも チェンソーを持ち出して 

西側法面の環境整備かな

昨年 伐り倒して乾燥させていた樹木を輪切りにして 

新たに薪割りもしないとね・・・・


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