この日に思うこと

今日は 3月11日


この時季になると

いつもマスコミは 被災地 被災地の連呼で

TV番組は 特番の嵐


とてもテレビが煩わしい


被災地だと胸を張って言っていたら

間違いなく取り残されるという危機感をもって 

その日を生きるために その生業を続けている方々がほとんど


ここで生きているのだから・・・


生きる場所を奪われた 福島県沿岸の方々のことを思うと

悲しくなるばかり


この10年間の暮らしは 我慢と苦労の連続


おかげで 未来へのとんでもない負の遺産の象徴となる

巨大防潮堤が作られた


今後の維持管理費の試算によると 

気仙沼市だけでも目を見張るような巨額


人口が減って 税収入が落ち込む中 

どうやってそんな巨額を捻出できるのか


為政者の多くは 自分が作ってやったとばかりに

市民感情を無視した行政手腕を発揮する


いくら伝えても その耳には届かない


先日 気仙沼湾横断橋が開通し 

この10年間 酷い渋滞に悩まされ続けた気仙沼バイパスも

ごく普通の田舎道のように 気楽に通過できるようになった


確かに 三陸自動車道が仙台から宮古まで全通となったことは

とても喜ばしいことだが 

自動車道に慣れていない 高齢者の自動車での進入で

こちらがどぎまぎすることも多い


自動車専用道だというのに 自転車での進入も発生しており

警察も大変だと聞き及んでいる


宮城県では 震災後に仙台市の人口が増えたようで

仙台市の一極集中は進んでいる


海岸線からの移住がその理由


仙台市は「住みやすい街」だと多くの方が言う

学生時代を仙台で過ごしていたころから

私には苦手な街だった


根っからの田舎人なのだろう


今はこうやって 山の尾根に住んで

今朝は イタチが掘った 畑の穴埋めをした


そんな暮らしが私には合っている


土埃だらけの町は だいぶ収まり

静かな暮らしが戻ってきている


心配なのは この疫病騒ぎで 

観光客もなく 必要以上に町が静かになっていること


復興だ復興だとマスコミは声を大にするが

こちらの意識は 既に復興ではなく

日々を生きることにある


「被災地」でも「復興」でもない

ここで生きているのだから


まだまだ先は長い・・・・


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