贅沢な温泉宿を楽しむ3

夜中は あまりの暑さに 何度も目が覚め

その都度 エアコンの調節をしては

またベッドに横になるという一夜だった


最上階は やはり屋根裏に熱が籠っているのだろうか

暑くて しんどい夜だった


自宅なら 硬めのベッドに

ニトリのNクールのベッドパットとシーツ

そして枕カバーと 夏モードで寝ているので

ホテルのふかふかの 包まれるようなベッドで寝るのは

やはり この暑さでは 厳しかったようだ


結局はあまり眠れず 4時半を過ぎた頃 

妻も暑くて起きた


私はカーテンを開けて 外を眺めた

海水面に 潮目がみてとれるが

この時は まったく気が付かず 

ぼんやりと庭を眺めていただけだった


朝5時が過ぎ 大浴場が利用可能となることから

妻は 露天風呂に行ってくると言って 

部屋を出た


正直なところ私は 寝不足で 

あまり動きたくて 

汗を流せれば良いと思い 部屋のシャワーを選んだ


風呂から戻った妻は

「露天風呂には行かなかった」

「下の内風呂に行ってきた」と

階下の内風呂に入ってきたようだった

そして

「アイスクリームは食べなかったよ」と・・・笑


部屋から 松島湾を眺めながら

おや と思い 目を凝らした

「引き潮になっている」と妻に話すと

妻も 潮の動きを理解したようだった


スマホで潮汐表を見ると

まさに 干潮に向かっている最中だった


「朝ごはんの後には 風景が変わっているな」と私

「どんな景色になるんだろう」と妻

「ここは 思い切り浅瀬だから 広い面積で泥が出てくるね」と私


椅子に座って 暫くの間 ふたりで海を眺めていた


時間になったので 「朝ごはんを食べに行くか」と私


昨夕に経験したが 食事が提供されるレベルからいっても

期待大の朝食


ちなみに 帰宅してから メニューを並べて撮ってみた

左が夕食 右が朝食メニュー


いやはや朝食も 高レベルな内容だった


洋食メニューを中心にいただいたが

すべてがおいしくて しかも量が多かったため

洋食メニューを制覇することができないほどだった 


唯一 妻と共通して選んだのは 

和食の出汁巻き玉子だった


出汁巻き玉子は なかなかの高レベルだったが

私が大好きだった 気仙沼の出汁巻き玉子とまではいかなかった 

その出汁巻き玉子を作ってくれた料理人の親方は 

残念ながら 既に他界し

あの味をもう一度味わいたいと 

期待を込めて あちこちで食べてはきたが

出会えないままでいる・・・


朝から満腹状態となり

ラウンジで アイスコーヒーをテイクアウトし

部屋に戻った


そして

期待していた海の様子は

干潮の 潮止まりになっていた


高城川から流れ込む土砂が きれいに放射状に広がっていた


部屋で少しのんびりとしてから 宿をチェックアウトし

近くにある 航空自衛隊松島基地に向かった


24日と25日に開催される 航空基地祭を直前にして 

ブルーインパルスの練習日になっていたからである


宿を出て間もなく

頭上を 数機のT‐4が飛んで行った

妻は「わあ~」と声を上げた 


この日は午前10時からの訓練予定で

既に10時30分を過ぎていたことから

基地に着いた頃には終わっているかなと思いながら

向かった結果は 


やはり 予想通りで

基地のフェンス際で でかいレンズを付けたカメラを携えた方々が 

帰り支度をしていた・・・


宿から向かう短い時間ではあったが 

何度かその姿を見ることができただけでも

良かったと思うことにした


この日は 結果的に 昼食抜きとした

空腹感が出なかったからである


間違いなく 食べ過ぎたようだった


夕食も軽く済ませたが 

寝不足は明らかで 早めに就寝したことはいうまでもない


寝る前に 妻に

「また 一の坊に行くかい」と聞くと

「うん」と 歯切れのよい返事


再度 行くことが決まった





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