贅沢な温泉宿を楽しむ

一昨日と昨日は 最高気温が26度程度と 

気仙沼としても だいぶ暑さが和らいだ日を過ごした


昨日は 二十四節季の処暑でもあり 

暦の上では 夏の暑さもピークを過ぎる時節


とはいえ 娘や息子が暮らす地域は 毎日のように猛暑日になっているので

孫たちも さぞや暑い日々を過ごしているのかと 心配になってばかりいる


かくいう気仙沼市は 今年になって猛暑日は一度もなく

ここ数年続いていた猛暑日のつらさを忘れ 

三陸海岸ならではの気候になっていることに安堵している


気仙沼市は気候も涼しく

あの震災からは想像できないほど きれいな街になっていて

グルメとスローフードの街として 人気も上昇しているので

ぜひとも 旅行先として 訪れて欲しいと思っている


さて 話は変わり・・・

今年当初からの計画で 8月の最終週に7泊8日の予定で

妻とふたりで 

北海道の十勝とオホーツク海岸を散策する予定で準備していた 


この3月末には 宿の早期予約をすべて終え

頭の中では しっかりと旅のイメージが出来上がるほど

時間をかけて 旅程を練り上げていたのだった・・・


もちろん手段は 

太平洋フェリーで仙台から苫小牧に渡り

道内を自分の車で移動するという予定だった

両脚に障がいがある妻には 

それが一番負担のない旅行手段なのだった


しかしながら

この5月ごろから 義母の介護状態がさらに進んでしまい

7月半ばごろに 北海道旅行の計画を中止することが望ましいと判断した


全ては 義母の施設ロングステイの最中に 

私たちの夏休みとして しっかりと気分転換を図りたかったのが

旅行計画の始まりだった・・・


そして義母は 予定どおり

8月初めから10月末までのロングステイとなった


今となれば 残念な思いもあるが

北海道に行くことを 中止して良かったと思っている


というのも 義母の体調のことで 施設から週に2度程度

連絡が入る日が続いていて すぐに帰宅できる範囲で過ごすことが

最善と思われる状況になっているからであった


現に

20日に予定していた温泉宿に向かう車中と 

帰宅していた22日にも

義母の体調について 施設から電話が入った・・・


とはいえ 重い介護負担から離れられるタイミングで 

私たち夫婦が 少しばかりの夏休みを楽しんだとしても

誰からも批判される筋合いはない


そこで

状況を判断しながら 無理なく帰宅できる範囲で 

少しばかり贅沢をすることに方向転換をした


予算は 北海道に行くために準備していたこともあり 

ここで楽しまないと 

かろうじて健康状態にある前期高齢者の私たちにすれば

実に切実で

自分たちが動けるうちに楽しまないと 

押し迫る老後という現実は 決して待ってはくれない・・・


こんな状況ならば

静かで贅沢な温泉宿で 

のんびりまったりと過ごすことが 最善だと判断した


そこで選んだのが 

ずっと以前から 一度は行きたいと思っていた 

松島「一の坊」というお宿


私たち夫婦にすれば その宿代は 分不相応だったが

この7月から 会員システムが変わり 

気持ち的にも手が届く範囲になった


しかも 自宅から車で2時間以内という近場にあり

このタイミングだからこそ 利用するのも良案ではないかと思い

妻と相談した


北海道十勝地方のグルメ旅を期待していた妻は 

一の坊のHPを じっくりと眺めて 

特にお料理の提供システムに 興味が湧いたようで

宿泊が決まった


いつか利用してみたかった 

オールインクルーシブのお宿でも有名な「一の坊」


切望していた北海道旅行をキャンセルしたことは 

とても悔しかったが 一度 北海道に渡れば 

義母の体調が良くないからといって 

安易には帰宅できないこともあっての決定だった


予算の関係から いわば 「高嶺の花」でもあった

その「一の坊」のHPを 妻に見せたら 

妻も「楽しみだ~」と喜んでくれた・・・


そして 今回 利用してみて 良かったと思えたら

義母が留守の間に また この宿を楽しもうと妻に話し

妻も「それがいいね」と言ってくれた


そもそも オールインクルーシブというお宿は

宿代そのものは お高いが 

宿での飲食はすべて その料金に入っていて 

お土産を買う以外は 財布を持つ必要のない宿


たくさん飲酒したい方なら 

日本酒 ビール ウィスキー ワインが

いろいろと選べて 飲み放題・・・


私は酒に弱いので ビールを少しだけ・・・滅


そそくさしながら 1泊の準備をして 

20日のお昼過ぎに 家を出発したら

石巻市に入ると間もなく 施設から着信があった


着信が入ると 運転している私も 気が気ではない・・・

助手席の妻が電話に対応し 内服薬のことで一件落着し 安堵


いつ その時が来たとしても

義母の状況からは その可能性が否定できないため

着信には いつも びくびくする夫婦・・・

そして 

2時半ちょっと前に ホテル一の坊に到着


気仙沼からは2時間弱という 距離感がうれしい


3時からのチェックイン開始を 

フロント前のロビーと連なる「海の見えるラウンジ」で待つことに・・・


オールインクルーシブの宿は チャックイン前でも

提供される 飲みものや菓子類も自由に利用できるので

さっそく 生ビールでもと思ったが

椅子に座って待つ妻に 冷たいリンゴジュースを持ってきて 

私も一緒に 同じものを味わった


ジュースを飲み終えた妻は 「おいしかった」と言い

その「海の見えるラウンジ」で提供される品々を

ひととおり眺め歩いて 驚いていた


チェックインを終え 部屋に・・・


宿のスタッフが先を歩いて 案内することがないというのも 

常々 無用だと思っている私には 気が楽で良い 


あれこれと 施設のことを話題にしながら廊下を歩き

LW(左ウィング)の5階にある部屋に到着

 

ひととおり 部屋チェックを済ませた妻は 

大きな窓ガラスのところにある椅子に座り 

庭園と海を眺め 「良い部屋だね」と・・・

両脚に人口骨が入っている妻も 

段差のない場所なら クラッチ(片手松葉杖)無しでも 

自由に歩き回れるまでになっていて 

入口以外に段差のない 

しかも 45平米という広さで

つま先が引っかかるような危険性の少ない部屋に 

満足してくれたようだった


妻が座る椅子に オットマンがあることも 

予約の時から目をつけていて 

それが妻の足の疲労を減らすのに都合が良く

家でも常に 妻はオットマンを利用していたのだった


この時も ごく自然に

妻はオットマンに足を乗せ リラックスしていた


続く・・・



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