突然のアクシデント

それは静かに  しかも突然 襲ってきた

なんて 書き始めると
俄かに 推理小説っぽいが

現実がそうであった・・・

一昨日 親類にご不幸があり
しかも火葬場で 待機しているときに起こったのだった

俄かに 左目に違和感を感じながらも
席を立ち トイレに行こうと歩き始めると

思うように歩けず ふらついたのだった

あれ 三半規管のトラブルか?
と 立ち止まった

だが 立っていられないほどの眩暈でもない

吐き気もないから メニエルでもないだろうと思いながら
再びトイレに向かった

トイレでも軽く眩暈を感じていた

席に戻り 無言のまま 自己分析を行う

やはり
左目に違和感が残っていることに気が付いた

そして
激しく驚いた

左目の視野に 多数の赤い斑点が現れてきたのだ

まずいことになったと思った
眼底出血だ 間違いない・・・

学生時代 聴覚と視覚についての病理等を深く学んだことから
眩暈の発生機序については 常識よりも遥かに多くの知識があった

単純性かあるいは他の要因から起きる症状か????
直ぐに頭に浮かんだのは 網膜剥離???

しかも なんでこんな時に・・・

病は 時と場所を選ばない・・・

その日は 眼科通院もできずに 悶々とした夜を迎えた

ひとりだけの食事を終え
静かに 現状を確認する

出血の量は減り 
初期の出血は 水晶体内部に散ったようだが
そのせいもあってか 視野に靄がかかったような状況

左目に違和感と ぼやけた画像を抱え
新聞を読むこともできず
早めに寝ることにした

そして昨日 葬儀を終えて すぐに眼科通院
医師による 目視での眼底検査
そして 人生初の精密な眼底写真撮影
加えて フォーミュラと呼ばれる検査術式での
精密検査を終え 
結果は「単純性のものと思われます」という診断

ああ 外遊びの友だった眼科医がいてくれて良かった・・・

「ほんと 久しぶりだね」と安堵したかのように
眼科医はいつもの調子になった

「そうだね 震災の前に会って以来だから」と私

彼は私より年下だが タメで話してくるのは若いころからの癖
だが それが私には心地よい

ある程度 歳と重ねると それで良いのだ

毎度のことながら 通院する度
後に続く患者さんがいるのだが
ちょっとした私語が続く・・・

話し終えて 
「じゃあ また同じような状態になったら すぐに来て」と
院長先生は お仕事モードに戻った・・・・

「ありがとうございました」と席を立ち
待合室に戻る 

彼が個人開業してから 目のことについては
常に彼にお世話になってきた

いやはや 結果オーライだったが
残ったのは 検査による視野の状態で
激しい視野ボケだった

特に 効き目でもある左目が フォーミュラ検査のせいもあり
目を開けていることすら大変なほどだった

「そうか 当面は左目の飛蚊症が続くだろうな」
タクシーの後部座席に 深く座りながら
よく見えない 薄暗くなり始めた夕方の景色を眺めながら帰宅

昨夜も 早めに就寝

今朝になり ボケていた視野がかなり回復し
こうやって ブログを綴るのが心地よい

だが 左目には軽い痛みと
視野には飛蚊症の症状が出ている

当面はこの状態なのだろう
まあ 網膜剥離が回避できただけでも善しとしよう







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