春の妖精

スプリング エフェメラル
春の妖精

そんな素敵な呼称を与えられた一群の花

そのひとつの福寿草

早朝に見た時には
昨夜の雨が凍り
ベールのように覆っていたが

陽が昇り   水滴となり
風情を醸し出す
咲いた花よりも   
咲く前の方が愛おしいと思うのは
個人的な思い入れなのだろうか

3.11の直後に   庭の片隅に自生しているのを見つけ
素焼き鉢で管理し続けて今となる

夏は日陰に   冬は日向に
重い  二つの鉢を移動して
水  土   肥料を管理し続けて
花芽は増え

そして迎えた   この   愛おしい時間

花が開かずとも   愉しい時間



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