気持ちが落ち着かない日々

毎年 3月11日を前にすると 

何をするにも 気持ちが落ち着かなくなる


特に オールドメディアが ここぞとばかりに特集を組んで

取材のために 取材集団が町を闊歩する日が続く


正直なところ 静かにしておいて欲しいというのが

私たち夫婦の気持ち


忘れたくても 忘れられない気持ち


壊れた市街地と 真っ黒な煙に映る 燃え上がる炎の赤い色 

あの時は 気仙沼が終わったと思い 

以後は 生きていくための繰り返しで時間が過ぎていたことを思い出す


あれから15年

今の気仙沼市の状態を想像すらできなかった

 

そして

先日の3月4日の 当地方の新聞が載せていた記事

残っていた工事が やっと今月末に完了するという

震災から15年かかって 

これで やっと終わることになるのだろうか

あの年に生まれた子供が 中学3年生になるのである 


ここまでに至るまで かなりの紆余曲折があった


あろうことか 

宮城県知事による住民感情無視の発言や威圧的な態度により 

2度にわたる土地嵩上げ工事が命ぜられ

工事が敢行された 

  

震災後に嵩上げした土地に建て物を建てた水産加工場や商店では 

2度目の嵩上げのために また作り直しをするなど

過度とも思える負担増に 再建を諦めたところも・・・


今月末に終わる工事は 防潮堤の出入り口にあたる閘門(こうもん)で

昨年夏の地震津波の際 閘門が閉じられないという事態に陥っていた


さて 話を戻す 


この日が来てほしくないとは思いながらも 

3月11日はやってくる 


黙祷の際には 亡くなった友人や よく知っている子供たち

お世話になった方々の姿や その笑顔を思い起こし

静かに 過ごそうと思っている



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