今年も記念月を祝う
3月は 私たち夫婦の結婚記念の月で
今年で44回目となる
何やら調べてみると トルコ石婚と呼ばれているようだが
次回は こんな私ですら知る サファイア婚
そんな44回目のお祝いを
いつものお宿で行ってきた
いつものお宿と言えば
花巻「志だて」か 松島「一の坊」で
昨年が花巻だったので 今年は松島を予約
「一の坊」は 何といっても
食にうるさい気仙沼人を 納得させてくれるような料理を提供してくれる宿
しかも
美味しければ おかわりも自由という
そんな夢のような宿
妻にとっては
和洋のお料理が自由に選べることが 最大の魅力であり
そのすべてを一品ずつ食べても すべては食べきれない
しかも
デザートも多様で それらすべてが美味しい・・・
次の誕生日で70を迎える私たち夫婦にとっては
自制心をもって 食を楽しまないといけない訳だが
幸いにして 食べたら体重が増えるだけという
単純な食事制限の夫婦
目の前で綺麗に盛り付けてくれる美味しいお料理と
肌がすべすべになるアルカリ泉の温泉を楽しみたくてのこと
お宿に着いたのは 午後2時半で
チェックインの際に フロントスタッフから
「いつもご利用いただきありがとうございます」と
丁寧なごあいさつをいただいた
今回は この宿の利用も記念すべき10回目
少々お高い宿だが それ以上の価値があることは明らかで・・・
慣れ親しんだ ハンモックが付いた お気に入りの部屋に向かう
部屋に入り 「ふう~」と声が出た
というのも この日は スギ花粉の量が凄まじくて
水平線が見えず 海の色も緑がかっていて
天頂部すら 青空が霞むほどで 最悪の飛散状況だったのだ
荷物を降ろして
すぐさま うがいと手洗いを済ませて お風呂に向かった私たち
温泉を楽しむことはもちろんだが
何よりも 花粉を落としたかったのだった
子供のころからアレルギー体質で
10歳の時に 今で言う アナフィラキシーショックを起こし
全身が腫れあがり 呼吸も苦しくなったことで
病院に運ばれたことのある私
当時は そんな用語もなく
不明な症状のため カルテも別管理され
多くの予防接種は 医師から禁止され続けた
さすがに この歳になれば
予防接種もできるようになったのだが
形が変わり 今では 化学物質アレルギーになってしまい
暮らしに影響が出ている・・・・
匂いという 目に見えない壁に悩まされ
お店に一歩足を踏み入れただけで
頭痛と眩暈が起きて
酷い時には立っていられなくなるほどになる
「一の坊」は そんな私の
極めて厄介なアレルギー症状も出ないので
気楽に利用できるお宿
何せ すべての空間が大きくて
空調も管理され
特に他の宿泊客の香水や衣服の柔軟剤の匂いなども
しっかりと拡散してくれているようで
未だに私の身体症状などは起きていないのだった
最近の都市型ホテルでも 建材等への配慮もなされるようになり
悩ましいことは少なくなったものの
廊下を歩くと 他の宿泊客の香水等の匂いで
逃げるように部屋に戻ることも多い
さて 話を戻す
食も温泉もお気に入り
そして化学物質からの影響もかなり少なく
安心して利用できるお宿は とてもありがたい
夕食前に 妻もひと風呂浴びて
館内のショップに行くのは いつものことで
その後は 早めに青海波(せいがいは)という
厨房レストランに向かった
秋は 雨や台風などの影響も踏まえて
天気予報を見ながら
直前のホテル予約での 北関東から南東北の旅をしたいと思っている
さて
次の誕生日で70歳になる私たち夫婦
しかも 妻の足と私の腰というトラブルを抱えているだけに
たくさん歩くことを強いられる旅というのは いささか無理と思われる
自走旅を楽しめるうちに 少しでも楽しんでおきたいというのが
今のところの願い
列車や飛行機での旅は
ドライブができなくなった時に
自分たちの身体状況を踏まえて考えようと思っている
中古のキャンピングカーでも買って
妻と北海道にでかけるというのも 願いの一つだが
キャンピングカーというのも
あれこれと手間と費用がかかるものだから
長い目でみたら この年齢ではいささか無理を強いられそうである
クルーズ船での長期旅も良いのかとも思われるが
お金と代償に お膳立てされた旅をすることは
自分としては 本位ではない
ささやかな旅の計画ばかりだが
自分たちの老いの実態に合わせて
妻と楽しく過ごすことが願いである
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