92歳の義母のおやつ

92歳の義母は 

未だに食欲衰えず 日に3食をしっかりと食べる

とはいえ どんなに高価なご馳走様を出しても 

何を食べ終えたか すぐに忘れてしまう・・・


もはや 新しい記憶が作られないという状態で

過去の記憶も かなり曖昧になっている


でも 

大好きな 焼きそば コロッケ 焼き芋は

夢中になって食べてくれる


昨日のことだが 

毎度の焼き芋を

手作りストーブのオーブンで焼いた

用意した芋を置き 蓋をして

今回は 風の向きもあり 東庭で火を焚く


オーブンは一番上の部分で 

下からどんどん薪(今回は廃材)を燃やす


いつものことだが 最初の時だけ煙が出て

火が安定すると 無煙燃焼となる


もちろん 焼いたサツマイモを

義母は夢中になって食べてくれた 


義母からの「おいしいね」の言葉を期待したが

いつものように無言で食べ終えた 


「いただきます」「ごちそうさま」を忘れ

食べ零しも増え

歩行も 支援がないと危ない状況になってきた


さらには 食事以外の時は

ほとんどの時間 自分のソファで居眠りばかり・・・


先日 介護レベルがひとつ重くなった

そして かかる介護費用も 一段階増えた


「いずれ我が身」と思いながら

義母の介護を 妻とふたりで行っている


義母に「あなたの人生はどうでしたか」と聞いても

「はい」の返事で終わる 


寂しい会話・・・


自分がそうなる前に 

妻に感謝の言葉をたくさん残しておきたいものである



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