降雪と除雪の風景から

1月24日の夕方から 雪が降った


午後4時ごろから降り始め

午後7時を過ぎたあたりで 降り止んだ

とはいえ

この僅かな時間で 18cmの積雪となった


そのため 翌朝のことを考えて この日の夜8時過ぎに 

玄関前など 一部の除雪をして就寝した


翌朝のための除雪というのは 

寒冷地でないと理解できないだろうが

湿雪の場合 夜間に凍結することで

朝に行おうとしても 除雪できなくなることが多いからだ


そして 25日の朝 

寝室の北窓のカーテンを開けると

西側の森の杉の木に 朝日があたっていた

そして 

南窓のカーテンを開けると

寝室に面したベランダ越しの風景


雪の朝の森の風景には華がある


おもむろに パジャマの上にフリースを羽織り

1階に降りていく


エアコンとペレットストーブを稼働させ

朝のコーヒー用にお湯を沸かす

妻が降りてきて

いつもの朝が始まる


妻が食事の準備を始めると 

私は着替えをする


そして妻は 母親を起こし

トイレ・洗面・着替えの世話をし 

私と3人で食事をする


食事の時以外は 常に居眠り状態の義母は

日を追うごとに生活の質が落ちてきている


記憶も曖昧で 思考も働いておらず

食事の動作も劣化しており

食べ零しも増えた

 
食事が終わり 

除雪作業の服装になり 長靴を履いて外に出た 


幸い 積雪した上の部分は凍結していなかったが

アスファルトやコンクリートに面した部分は

案の定 ガリガリと凍っていた


その凍結したところに加えて 湿雪の重さで 

手押しのラッセルでは動かせるような安易さはなく

そのため

久々に除雪機を出した
駐車場から外れ 砕石面まで雪を押し出した

除雪機の活躍の場は 駐車場の舗装面に限られるが

我が家の駐車スペースは 舗装面だけで40坪あり 

僅か18cmの降雪量でも 手作業では大変なことになる


そのほか 屋根をかけていないウッドデッキやベランダなど

除雪しないと大変なことになる場所も多い


そこに加えて 義母がショートステイに行く時に

足元の状態が悪いと 義母が転倒する可能性もある


太陽が顔を出しているというのに

除雪中に風が強く吹き 地吹雪が何度も起きた

見事なまでのホワイトアウト


もちろん 自分にも雪が纏わり着く


朝9時から始まった フルバージョンの除雪作業が終わった時には

既に11時を過ぎていた

2時間も外で作業をしていたが 

汗びっしょりになり 腰には重い痛みが出ていた 


着替えを済まして あったかいコーヒーを飲む

昼食後は 書斎の椅子をリクライニングさせたら 

あっさりと居眠りをしてしまった


92歳の義母の姿から 

67歳になった我が身を思う


あの震災の時 

すべてが終わったと思った


それから10年以上が過ぎたものの

自分の中身は 稚拙なまま


あと10年生きれたら もう少し賢くなるのだろうか


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