哀しき現実

間もなく訪れる誕生日で

前期高齢者の仲間入りをする自分がいる


日々

義母の介護を続けていて

自らのこれからの存在意義を考える良い機会となっていることも事実


義母の思考回路と行動は

日々 退行し続けていて

もはや 2歳児未満


新生児期から小児期の発達について

少しばかり詳しいこともあり

そんな義母の状態を辛辣に評価してしまう自分がいる


プライドを除けば 2歳児未満の思考回路であることは明白

加えて 見当識が悉く壊れていて

行動の組み立てができなくなっていること

さらには 短期記憶が壊れていて

まったくもって学習が成立しない状態


義母の今の楽しみとは いったい何なのだろうと考えてはみるものの

これだという明確な答えは見つからない


日常的な会話は 見事なまでに頓珍漢


全ての場面で介助を要し

常に目を離せない


今も 妻と私が目を離した隙に

ダイニングで椅子に座っていた義母が

湯呑み茶碗を転ばし 着衣を濡らしてしまった


トイレに行っても

大便をしたにもかかわらず

小便しかしてないと言い張り


知らないうちにトイレに入り

便器を酷く汚したまま 

手も洗わずにリビングに戻ろうとすることもしばしば・・・


当然だが そんな時は後始末のため

妻と私は大慌てで義母の対応と

あちこちの清浄をすることになる


夫婦で親の面倒を見るのは当然のことで

どちらかひとりだけの負担にしてはならない


私は 妻の足のこともあり施設入所と考えているが

妻は 可能な限り面倒をみたいと・・・


このふたつの考えは どちらも間違いではないことは明白

いずれ 判断の時は迫ってくる・・・





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