凛として・・・老いの課題

先日   ちょっとお出かけして撮ってきた写真

ニッコウキスゲ
簡素で    しかも凛としたその姿は    実に美しい

おそらくは   追いかけるように  周囲にも咲き出すのだろう

この花は   この日だけ咲き
翌日には枯れが始まり   二度と咲かず
群生の中で
次々と   開花と枯れが広がっていく


凛とした姿で暮らすということは
私自身の願わしい老いの姿と重なる・・・

3年前にガンで他界した実母の晩年とは異なり
老人性の課題を山積みにしたような
義母の老いを目の当たりにし
つくづくと感じるものがある

老人性の問題で   幼子のようになってきている義母

住環境における衛生面での課題だけでなく
衣食の面での課題も多い

さらに悲しいことに
社会性の欠落までもが起きているという現状を見据えながら
ケアマネジャーさんと相談し
社会的資産を活用しての介護の日々

要介護1の判定だが
できなくなってしまったものは多岐にわたり
多くの部分で手を出さざるを得ず
妻とふたりで  悪戦苦闘

再三に及ぶ   私たちとの同居提案を拒否し続けての
極めて気儘だとしか表現できない    高齢者の独り暮らし
気持ちも分からない訳ではないが
毎日のように車を走らせ   少し離れた住居に向かう
私たちの負担も大きい


老いというものは  
避けては通れない人の道

だからこそ   いずれ訪れる自分自身の未来について
今は我慢の時
そして   妻と私は   自らの課題を見つめる好機と踏まえ
日々を過ごしている

今後    自らも
経済的負担の最も大きな   自家用車の見直しも含め
さらなる断捨離が必要

それらは   65歳が大きな目安だと
事あるごとに   妻と話し合っている

65まで  あと3年
この3年をどう過ごすか
そして65からは   どのように暮らすかによって
自分の老後は大きく変わると考えている

老いに抗うことは無駄なことだが
せめて  賢くかわいい老人になりたいものだと思う


老いの本当の哀しみは
日常生活ができなくなることにあるのではなく

介護に関わる人々への心配りや
人のを失っていくことの方が
はるかに   重いことなのだと・・・


明日    枯れる花だとしても
凛として  ニッコウキスゲのように
終わりを迎えたいものだ

コメント

kaori さんのコメント…
いい色ですね。ニッコウキスゲの名ですね
知りませんでした。そして、明日には枯れる。。
枯れては別のニッコウキスゲが咲きまた枯れ。。
本当に凛としてますね。

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