13年後の車生活は?

昨今   高齢者の自動車運転による事故の報道が目立つ

実は   3年前にガンで他界した私の母も
亡くなる2年前の81歳で
やっと免許証を返納させることができた

返納させてからは
「不便だ   不便だ」と散々文句を言われ続け
やむなく私がタクシー代をプレゼントしていた

母が亡くなった今でも    私は間違っていなかったと自負している

説得し始めたのは   母が75歳になった頃からで
振り返れば   6年がかりだった

イギリスでは  75歳で  
免許証の返納が義務付けられているだけに
今更ながら   国家としての
その明晰な識見には敬服するばかりである

社会的正義を   国を挙げて実行しているイギリスは
つくづく成熟した国だと感じる
まあ  EU離脱は   陳腐な結果だったが・・・


さて    間も無く来る誕生日で   62歳になる自分も
そんなことについて考え始めている
もちろん75歳までの   自分の車生活についてである

今は   300馬力などという
とんでもないハイパワー車で
しかも   道を選ぶ車だけに    不便も発生することが多い

退職した今の私に見合った   ささやかな車に
いずれ替えるつもりである

今のハイパワー車を購入してわずか3年
この3年で   北は北海道や青森の龍飛岬
南は名古屋まで   ドライブを楽しんだ

そんな思い出も踏まえると    未練も残るのだが
そろそろ生活のための車に替える頃合いだと
割り切る必要がある

今はまだ    年金支給に至らずの無収入生活者
しかも   預金切り崩し生活の日々だけに   贅沢もそろそろ限界で
今の愛車を残し   私ひとりで2台所有するなど
夢のまた夢

既に我が家には   先進安全装置の付いた小さな車があり
脚の悪い妻の   障害者用としての非課税扱いの軽自動車

経済面だけで考えれば    妻の車だけでもなんとかなる

しかしながら
全ては   私の愛車が高額査定であることを
巧く利用しての話で
自分の自由になる車も欲しいことも現実

私にすれば    腰の負担が少ないサイズの  小さな車
もちろん先進安全装備のついた車である

理想は    せいぜい1300から1500ccくらいの排気量で
屋根は高く    背中を丸めずに乗り降りでき
座面も高めで    運転の見晴らしが良い車
しかも    妻とふたり分の旅行荷物が十分に積めて
狭い道や    段差の大きな場所でも
迷わずに入って行ける    そんな車が良い

あと10年もすれば    完全自動運転の車が世に出るだろう
しかも   全てが電動の   まるで生活家電品のような車
そうなると   75歳と限らず
さらに長く   車を所有し続けることができるのだろう

その頃には
自分自身の   愛車に対する気持ちも
年齢とともに    極めてシンプルなものに変化していくだろう

北東北の山の中の    しかもバスも通っていない
そんな極めて不便な暮らし

あと13年で75歳

13年後の  地方在住の高齢者ドライバーにとって
善き時代になることを願うばかりである




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