時間よ止まれ

私の母も、81歳。
私の家から50km離れた実家で、
兄が若くして、旅立ってから20年、
ひとりでがんばって暮らしてきた。

だから、母のいつもの口癖は「大丈夫」

しかしその母が、ある日、呼吸がつらいと訴えた。
それでも母は「歳だから、大丈夫」と・・・

私に心配をかけまいとしていたが、
このままではいけないと思った。

それまで母が信頼して通っていた病院から、
強引に変えることを提言したら、
母は、素直に「うん」と返事。
意外な反応に驚いた。

余程、つらかったのだろう・・・

一週間前の3月8日に
診断能力の高い、優秀な友人が院長を務める病院に連れて行く。

すると結果は、即日緊急入院で、
診断は、後戻りができない大きな病だった。

それから私は、ほぼ毎日のように病院に通い続けている。

75歳くらいまで、病気らしいものはひとつもなく、
血液検査の結果は、常に私よりも良い評価だった母が、
痛みを隠し、私に心配をかけまいとした。

今、私ができることは、寄り添ってあげることだけ。
そして、少しでも痛みを和らげてあげたい。

苦渋の決断であったが、
医師である友人に、痛みを和らげてもらう治療をお願いした。

もうこれ以上、痛みに耐えて頑張ってくれとは言えない。

でも、せめて・・・もう少しだけ、
残された時間は「母さん」と呼ばせて欲しい。

もう少しだけ・・・もう少しだけ・・・





コメント

goemon さんの投稿…
記事を読んでちょっと落ち込んでました。

一緒に暮らしてない親の大病は
私にとってとても考えられない恐怖です。

実際、昨年の舅・姑の不調だけでプチパニックでしたから・・・

上手い事言えませんが
一緒にいられる時間がすごく大切なものになりますね。
hillさんも病院までの行き来、気をつけて頑張って下さい。
mistyhill さんの投稿…
落ち込ませてしまい、申し訳ありませんでした。

親が先に旅立つのは、極めて自然なことですが、
私自身が、半ば強引に連れて病院に行ったら、
そのまま入院となり、自宅には戻れないかもしれないという、
実に悲しい展開になってしまいました。

せめて寄り添ってあげることしかできませんが、
母のことを思い続けて、暮らしたいと思います。
満天の星 さんのコメント…
私の母は19年前、80歳で他界しました
脳梗塞で倒れてから7年間、病院と老人保健施設を行ったり来たり
初めの頃は私や妻、兄弟・姉妹が病院にまめに足を運び
喜ぶ母の姿を見て「また来るね」と見舞ったものでしたが
時が長くなるにつれて段々と見舞う間隔が開いて来るようになりました
それでも母は見舞うと文句も言わず体調の良い時はいつも笑顔でした

あとになってもっと見舞ってあげればよかったと
お母様をいっぱい思ってあげて下さい
mistyhill さんの投稿…
お気遣いありがとうございます。

様々な苦労をしてきた母だけに、
私としても、できるだけのことはしてあげようと思っています。
でもさすがに、毎日往復110kmの運転は、身体がつらくなってきました。
落ち着いていたはずの、腰の痺れも強く出始めました。
このままではいけませんので、自分の身体をいたわりながら、
母のために時間を使いたいと思っています。

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