畑を楽しむ

畑に キュウリ栽培の準備をし

苗をふたつだけ植え 覆いをかけた

三角の白いカバーは 低温から苗を守るためのもので

マルチをかけた畝に 園芸用支柱を工夫して設置した

この姿は 今月末くらいまでとする予定


後方にある 凛とした青ネギの姿から 

作物が良い状態で育っていることがご理解いただけることだろう


このような畑になるまでには 多くの時間と負のエピソードがある


この家を新築した23年前 

別居の義母の願いを聞き入れて 

週末の楽しみにと思って 南庭の一角に用意した畑


ところがである・・・

土を作るところから始めるべきだという 私の意見を聞かず

「どんな土でも植えれば育つ」と反論していた義母は

思いつくまま 次から次へと 植えることだけに夢中になり

しだいには 草取りも 気が向いた時だけになってしまった


遅かれ早かれ そうなるだろうとは想定していた・・・

結果 

当然ながらも 畑は手が付けられないほどの姿になった


とある町の為政者という 裕福な家庭の長女として生まれ

当時 こちらではとても珍しかった高等女学校を卒業し

プライドだけは人一倍高く その誇りを頼りに暮らし続けた・・・


娘である妻だけでなく 娘婿の私にも 何かと命令口調ばかりで

自分の理に合わないこちらの意見はすべて無視し続けてきた

もちろん 妻も 私と一緒に悩み続けた・・・


幸いにして 別居していたので

私の大噴火は免れてはきた・・・


数年もしないうちに義母は 

すっかりと 畑の存在に飽きてしまい 放置したままになった


現職中だった私は 時間もなく

雑草だらけになった畑を

バリバリと刈り払い機で除草するようになってしまっていた


私が退職してからは

しっかりと私が手をかけ 

耕うん機で土を起こしては 腐葉土を入れるなどの土壌改良を行い

細々と 青ネギとニラとキュウリ栽培を続けてきたのだが

5年目となる今年の春で やっと土が出来上がったように思える


赤土だけの硬い酸性土は 

サクサクとした団粒構造の土になった


そのため 今年の春に植え替えた青ネギも

これまでにない 凛とした姿に育っている

ニラも艶やかで 香りも豊かなものになった


妻も大喜びで とてもおいしいと言ってくれた 


義母の今は・・・

認知症が ゆるやかに進み続け

日に日に 少しずつ変化し 


食事を終え 食卓に自分の食器が残っている状態でも

自分が食べたものが 何だったかを忘れ


椅子に座っていても いつも居眠りばかり(傾眠傾向)になっていて

脳機能の不活性状態が多くなっていると思われる


デイサービスに行ってきても 

何をしてきたのかが 見事に消えている


今日は孫とひ孫の数を聞いてみたが

その多くを忘れていた


仕方ないことである・・・


コメント

このブログの人気の投稿

スバルWRX–S4の乗り心地の変化について(報告)

クロストレックのデジタルマルチビューモニターの話題1

これまでと これからと