退職して11年目にして実感した今
間もなくやってくる誕生日で69歳になる私
58歳で 身体上の理由で退職し 早いことに10年が経過した
退職してからの2・3年は
身体を復調させることに注力していたが
義母の衰えが見え始め
同時期に
実母の重病が発覚し 間もなく他界
実家を始末をするため
最終的には
司法書士の力を借りて 裁判調停まで行った
義母の介護と並行しての
実家の始末は とてもたいへんだった
実家の始末を終えると
義母の状況は更に悪化し
我が家に連れてきての介護
身体障がい者である妻の足の負担も考慮し
自分のことなど後回しにしての自宅介護は
妻も私も かなりの負担だった
やっと今年の1月に 申し込んでいた施設から声がかかり
義母を入所させることができた
その1月末には 互いの労を労うために
定宿にしている 松島「一の坊」を楽しみ
3月には やはり定宿にしている花巻「志だて」を楽しみ
4月末には 妻との4度目の北海道旅を7泊で実現できた
もちろん
介護の拘束から解放されたとはいえ
義母の様子を知るために 施設に足を運んでいる
退職後の10年は波乱の10年だった
ここに至って
やっと 願わしいスローライフが
実現できていることを実感する
昨日は 秋の空が広がり
最高気温は23度だった
庭のアシダンセラの花も終盤となり
ひとしきり厳しかった 今年の暑さを忘れるかのような風が吹き
アシダンセラの清らかな香りを楽しむ
そして
余るほど収穫したピーマンと万願寺とうがらしを撤去し
残った根を除去し
来年の春の花のための準備を開始
東庭のタマスダレは 見事に咲き
さらには
南庭の片隅に植える
ニンニクの準備も進んでいる
介護に左右されることなく
旅行を楽しみ
家で育てた野菜を食べ
花を楽しむ
何事にも囚われない
そんな時間を待っていた
妻と一緒に
あと何回 旅を楽しめるのだろうか
あと何回 お気に入りの温泉宿を楽しめるのだろうか
慌ただしかったこれまでの人生を語らずに
楽しかった思い出だけを話しながら
人生の余白を楽しみたいと願うばかりである
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