介護生活(食事編)

義母の食事は悲しい


食事を終えて 食器を下げるた時点で

何を食べたのか記憶から消えている 


「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う習慣も消失し

無言のまま 食器に手を伸ばして食べ始め 

「おいしい」などの 味についての発信もなく

ひたすら無言で 口いっぱいに頬張るように食べる

 

食べ終わると さして間もなく 居眠りを始める・・・ 


ここまで記事を書いていた午前0時10分ごろのことである


夜間 ひとりでトイレに移動すると転倒の危険があるため

移動介助のため部屋に入った妻が 声を上げたのだった


義母がパジャマを脱いだ状態でベッドで寝ていたという・・・

 

どうやら義母は寝た状態で吐いたらしく

妻が「どうしたの」と聞くと 「濡れていた」と応えた義母


「濡れていたんじゃなくて 吐いたんでしょ」と確認しても


ティッシュボックスのティッシュペーパーを使い切り

濡れたシーツなどを拭き 汚れたパジャマを脱いで寝ていたようだが

義母は自分が吐瀉してしたことを 既に忘れていた・・・


いつもなら 義母の排泄を介助した後に

私たちは就寝するのだが

午前0時過ぎの時間帯だというのに

吐瀉物で濡れてしまった衣類や シーツそしてベッドパットを交換し

さらには洗濯を始めるしかない状況・・・


しかも義母の部屋は 胃液の臭いで満ちている・・・


食事のあとに 再三にわたる「飲みすぎだよ」という注意を無視し

大量の水分補給をしたことが原因だったのだろう


食事の際も こちらが量を調整するのが常

出したものはすべて食べようとするからだ・・・


日中は 義母の内科通院だったこともあり

いつになく疲れたことが 過剰な水分補給に繋がったのかもしれない


食事は 手指の拘縮のため箸が使えず

スプーンやフォークを使用しての食事

椀や皿も 義母の状況に対応したものを用意し

できるだけひとりで食べることができるよう配慮している


食べ方は いわゆる「ばっかり喰い」で

ご飯ならご飯だけ 味噌汁なら味噌汁だけを食べ

なくなるとおかずの椀に手を伸ばすというパターンで

その都度 「こっちも食べて」の声掛けをする


しかも啜るようにしての食事なため

咳き込んでしまうことが多く

誤嚥の可能性が高い 危険な摂食状態なため

何度となく 姿勢や椀を持つように声掛けをするのだが

こちらの声掛けは 食事の邪魔をする雑音でしかないようで

時には きつい目線で睨まれることもしばしば・・・


食事以外では ダイニングテーブルを前に 

ほぼ日常的に居眠り状態 

義母の部屋には 吟味した専用の椅子を用意したものの

滅多に使われない状況となっている


脊柱側弯が著しく 猫背になることが多いので 

食事の際は ランチョンマットにはっきりとした目印を付けて

食器を置く位置を正中線上にすることで 

姿勢を保てるようにしてはいるが 

食事に夢中になると 斜めに傾いた姿勢で食べていることが多い


更には咀嚼している時は 何故か目を閉じてしまうので

目からの情報が遮断されることで さらに姿勢が崩れ

かろうじて左手で支えている味噌汁椀も傾きだし 

零れてしまいそうになる 


残念ながら 食事中の声掛けは

義母にすれば邪魔と判断され ほとんどが無視されるのだ・・・


些か厳しい話だが 

妻には「もはや 親だと思うな」と話している

このレベルの状態で

感情をもって接していると 介護者が破綻することが明白だからだ


一向に変化(向上)しないことと その行動パターンも様々で 

同じ動作をするにも その都度変化する

そのため一定の方策は存在しないと判断しての妻への助言 


一定のアプローチは無駄なことだと気付いて以来

ドライな対応に徹している私だが

さすがに妻は そうは簡単に対応できない・・・


数日前のことだが

私の言うことがなんとなく分かるようになってきたと言っていた妻

こう思ってくれるまでに半年ほどの時間を要した・・・


やはり 一定の距離感は必要で 

介助者自身が 自らの行動をその都度顧みることは重要


特に食事場面は 快を伴う根源的な行動なので

義母のストレスを減らすことは重要


トイレでの排泄の介護も同様で 

介助方策が一定とならない


義母の行動が その都度大きく変化するため 

妻も苦慮しているのだった


妻の大きな声がトイレから聞こえてくることも多く

振り回されているなと思いながら 

離れた場所から状況を予想する 


男である私が 義母の排泄に関わることは無理な話


トイレから戻った妻に質問すると 義母を庇うような評価が垣間見られる

やはり妻は ドライに徹することは無理なのだろうか・・・


両足に人口骨が入っている妻だけに

身体的にも精神的にも破綻しないことを祈るばかり 



コメント

kaori さんのコメント…
私も公のものはつかわせていただこうと
思っています。
mistyhill さんの投稿…
kaoriさん コメントありがとうございます。

私も介護に関する社会資産は大いに使おうと思っています。
とても大切なことですよね。

今日も妻と話し合い、その考えをケアマネージャーさんに連絡したところです。
医者と施設と、ケアマネージャーは、高齢者介護の要ですよね。

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