天気が良かったので

一昨日の2日は 庭と畑の手入れで
大型の草焼き機(灯油式)を使い 
砕石の間から出てくる不要な細かい雑草を 焼いて処理し
次に 草刈り機で庭をすっきりとさせた

昨日3日は 台風15号の影響が出て 
当初は 終日の雨だった予報が 一変
見事なまでの晴れマークが 予報に並んだ

台風は 岸から遠く 太平洋上を北上したのだった

これはチャンスと思い おでかけをすることにした

気仙沼市と南三陸町の境界になる
田束山(たつがねさん)へと向かうことにした

頂上付近は 平地よりも5度ほど低い気温で とても快適
台風へと向かう風で フェーン現象となっていた

脚の悪い妻も 駐車場から階段と軽い坂道を上がり
標高512m頂上から見る 気仙沼市方向
この山は 春先には約5万本のツツジが咲く名所

気仙沼市方向を見る
震災後の復旧工事のため 海岸線の多くは茶色に見える
手前から 気仙沼市の小泉 津谷 大谷 波路上 
気仙沼大島 そして唐桑半島 
最も遠くに移っている半島は 
岩手の陸前高田市に位置する広田半島


じっと見ていたら 涙が出そうになった

なにせ 気仙沼市だけで 
あの大津波で1400人弱が亡くなられている
陸前高田は なんと1800人弱が亡くなられ

ここから見渡している風景だけで
なんと3200人弱の犠牲者が出ているのだった
震災関連死も含めると いかばかりか・・・・


今は 私も妻も 安穏と暮らしているが
あの時のことは 日常の会話になることもほとんどない

泣き虫の私は 今でさえ 
あの時の 動画を直視することすら満足にできないのだ

無二の友 お世話になったご近所さんや知人
友人や知人の家族 さらには その幼い子供たちまでも・・・・

言葉を失い
しばし無言で眺めていたら
妻が「車に戻ろう」と・・・

きっと妻は 
私の気持ちを察したのかもしれない

車に戻ろうとすると
妻が声を上げた・・・・「ほらっ! ちょうちょ!」

見ると
私の周りに2羽の蝶が 纏わり付くように飛んでいるのだった


悲しみの記憶 というものは
人が生きていく上では 差し障りがあるため 
いつかは 薄れてしまうものだが

これだけは 消えそうにないものだった  


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