義母の姿に何を学ぶのか

介護に追われる日々だが

どうにも哀しい現実がある


ひと言で言うと「食事が餌(えさ)でしかなくなる」ということ


義母の行動は 傾眠傾向が激しく 

椅子に座っていると ほとんどの時間が居眠りになり

テレビを見ることもなく 萎れた花のように背中を丸め

テーブルに突っ伏して寝るか 

ソファーに座っても 背中を背もたれに任せることなく

背中を丸めて 額が膝に付きそうな姿勢で居眠りしている


反面

食事の場面は しっかりと覚醒するのだが 

食事が並びだすと 目がしっかりと開き 

何が並んでいるのか 見定めるように じっと見据えている
 

完全に食事にロックオン


ところが ある程度 

食欲が満たされると 食べながら居眠りになることもある・・・


誤嚥に繋がる惧れから 

声をかけるものの すぐまた居眠りを始める


おいしいと言いながらも 

食べたものをすぐに忘れる


おなかが空いているらしい時は 

口の中にまだ入っているのに 

次々と スプーンで口に運び 

入れ過ぎて 咳き込むこともよくある


今 ディサービスから帰ってきて 

ダイニングの椅子に座り 

小さく切り分けたカステラと 

食べてくれてはいるが

一切れ食べては お茶を飲み

そして その都度 居眠りを繰り返す


たくさん生活習慣を忘れ 

生活動作の手順も混乱している


義母が若い頃 

当時としては珍しい 高等女学校の卒業

三陸の小さな田舎町出身としては 超がつくお嬢様育ちの義母

掃除と整理が とても苦手な義母


プライドだけは 今でも高く

こちらが対応するにも とても面倒なことが多く 

実の娘である妻も 呆れかえる日々


私たち夫婦も 自らの老後の姿を考えることが多くなった

せめて こうしたい ああなりたいと 

義母が寝てから 妻と言葉を交わす


そして 私たちが床に就く前に 

必ず翌日のことを打ち合わせる 


願いや希望は多々あっても

その思いは 翌朝には すぐにかき消されてしまう・・・
 

そんな義母は 間もなく92歳になる 


義母が住んでいた家には 義母の多くの家財が未整理のままとなっている

処分しないままでいた新聞紙類や たくさんの不燃ごみなどは

ディサービスに出かけている合間に 数か月かけて処分した


次は布団類の処分 

彼岸が過ぎたら 少しずつ始めようと思う





コメント

このブログの人気の投稿

スバルWRX–S4の乗り心地の変化について(報告)

クロストレックのデジタルマルチビューモニターの話題1

これまでと これからと