震災から14年が経過し
今になってやっと
自宅の環境を踏まえた上での
予定していた災害準備品が ひととおり揃ったことになる
予算の都合上 一度には揃えられない
しかも 消耗品を除いたものとして
自分の計画に沿ったものが 商品としてあるのかどうか
なければ自作も・・・と思い
あの震災から これまでの時間をかけて
自分の暮らしにとって都合が良く
日常でも使えるものを手に入れたいと思い
準備を進めてきた
ここでいう消耗品とは 主に燃料であり
燃料の多様性さえあれば いかなる状況でも
取捨選択が可能だからである
そして 我が家の燃料はというと
家の周りから調達できる薪
ガス缶(CB缶 OD缶) ホワイトガソリン
木質ペレット 灯油
これらの燃料は 主に調理と暖房で使う
手作りしたのは 屋外で使える
オーブン機能を備えた薪ストーブで
これについては過去に記事にしている
災害時の照明については
屋内専用として 灯りと暖房器具に使うための ポータブル蓄電池3台
屋内外用として マキタ製のバッテリーランタン2種を用意している
さて 今回購入した 最後の道具というのは
イワタニの「タフマル」という 屋外用ガスコンロ
基本的には屋外での使用が望ましいが
屋内でも使用でき
火力が高く しかも風の影響を受けにくいことから
アウトドアでの評価はすこぶる高い
燃料は CB缶を使う
北東北に位置する我が家では
冬場のことも踏まえると
気温が+5度以上で使えるブタンを主にしたCB缶だけでなく
かなりの低温でも使える
イソブタンとプロパンの混合率を上げたものを
発電機用のCB缶も含めて 多めに準備している
このタフマルは 発売開始当初から
もうこれしかないと 心に決めていたが
先日 スポーツショップのアウトドアコーナーで
ネットショップと同等の価格になっているのを見つけてしまった・・・
何かとネットショップを使いがちになる私だが
地方経済の活性化は重要なことなので 即決で購入
もちろん 日常的にも使え
ウッドデッキや 玄関前の大きな軒下で
調理を楽しむこともできるのはうれしい
災害時用の調理機材は
自作の薪ストーブ(焼き芋で何度も記事にしてきた)
ウッドガスストーブ(大中小3台)
OD缶専用ガスストーブ
OD缶専用ガス炊飯器
IHヒーター(ポタ電を電源)
それ以外としては
これがひとつあれば
どんな調理にも対応できる
SOTO製の 12インチサイスのステンレスダッジオーブンがある
災害時には
何よりも 温かいものを口にすることがとても重要だと
身をもって知った経験からの選択である
特に ステンレスダッジオーブンは
鋳物のダッジオーブンで求められるようなメンテナンスの必要性が無いため
災害時にはとてもありがたい逸品で 割れにも強いのがうれしい
日常的にも 屋外でお楽しみに使え
しかも災害時にも有効な道具というのは
「暮らしの保険」のひとつだと思っている
もちろん
災害時に 屋外で過ごすためのテントやタープ
そしてシュラフもある
万全とは言えないが ひととおりの準備がこれで揃った
これらの道具は 使わないと無駄になるので
日常的な楽しみにも
どんどん活用していこうと思う
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