古くて汚れていて しかも傷だらけなのだが
処分できずにいた まな板
実は このまな板は
私の実家に置いてあったものを
平たい薪割り台として使えないかと思い
自宅に持ちこんでいた
実家の処分は・・・
曾祖母の代からの不動産相続に漏れがあり
さらに祖父の兄弟が8人という大きな家系で
相続にかかる人数は なんと38名という多さ・・・
法的には 本来なら祖父がすべきだった事項を
その子である叔父たちが生存しているにも関わらず
私がすることになったという面倒な話もあるが
案の定
裁判調停が必要になり 結果は私の願うとおりになったものの
田舎の不動産価格は下落は 推して知るべし・・・
結果
二束三文となった不動産売却価格は
驚くほど高額になった裁判費用だけでなく
その他の司法書士費用
そして
税理士費用や不動産業者の費用で消えてしまい
私の手元に残った金額は
私の諸経費を差し引くと やはり赤字だった・・・
しかも 処分を終えるまでに 6年もかかった
千葉県在住の妹や その家族である 甥や姪にまで
片付けを手伝ってもらい
最後は 専門業者を入れて
家の中を 何もない状態にして売却し
さらには
先祖代々の墓地までも処分することにした
なので 私の実家は見事に消えた
残ったのは このまな板と
母が使っていた 金槌とペンチ
そして僅かな形見・・・
そこで このまな板を活用するため
形を変えることにした
まずはサンダーで 少しだけ やすりがけをし
表面の汚れた層を除去
その後
ふたつに切って 木工ボンドと木ネジで固定し
ボンドが乾いてから 水対策として亜麻仁油で仕上げ
紐を通した
長く使い込んでいたこともあり
板は凹面になっていて
隙間のボンドが乾くまで 結構な日数がかかった
亜麻仁油仕上げにしたことで 傷は目立つが
それはそれで 実家で使っていたという証
これを 私の外遊びのひとつである
薪ストーブ遊びで
細かな薪を作るため作業に使おうと思っている
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