43回目の記念日を 定宿で楽しんできた
さて
今回で8度目の利用となった宿は
昨年12月上旬に来たばかりで
僅か4か月という短いインターバルだが
43回目の結婚記念日を楽しむために予約
ここは 何度来ても本当に心地良い宿
部屋数は 僅か20室とちょっとで
しかも大人限定の宿
でも・・・・
驚いたのは ここにも中国語圏の方が訪れていたことだった
政府が進めるインバウンド政策が
花巻の奥深い場所にまで 影響が出ていたことに驚いた
妻の足のことを理解してくださっていることもあり
いつもと同じ(ロビーにアクセスし易い)部屋に案内された
慣れた宿なので すぐに いつもように温泉を楽しむことにした
妻は大浴場に行くと決め 私は部屋の半露天風呂と決めた
豊沢川の眺めを楽しみながら リラックスして温泉を楽しめる
そんな部屋風呂は とても心地良い
風呂上りに 足湯の手前にある読書コーナーに行き
チョコアイスをいただいてから 缶コーヒーを飲んで
並んでいる賢治の作品を あれこれと眺めたが
手にしたのは新渡戸稲造に関する書籍
新渡戸家の先祖は 花巻城主のもとで働く高位の侍
稲造は原敬とも交流があったことを その書籍で知り
新鮮な驚きを感じた
私が勝手に 別々にそれぞれの偉業をかいつまんで知っていただけのことで
相互に交流という接点があっても それはあたりまえのことだった・・・
確かに ふたりとも南部藩士の子であったのだ・・・
妻が 大浴場から出てくると この場所を通るのだが
よほど 湯を楽しんでいるようだった
それにしても 今日の宿泊者は少ないようで
人の声が聞こえず 絶えず暖房のエアコンの音だけが耳に入っていた
妻を待つのを止め 部屋に戻った
部屋で 持参してきたタブレット端末を開いて
あれこれと検索していたら 妻が戻ってきた
隣接する「志戸平温泉」のショップに行きたいというので
いつもの荷物持ちも同行することにした
足の悪い妻に 荷物を持たせることは避けたいので
余程のことがない限り いつも私は荷物持ちで同行することに決めている
4か月前にも来ていたこともあり
新鮮に感じるものはなく 何も買わずに「志だて」に戻った
「志だて」の利用者は専用の鍵を持たせられ
いつでも「志戸平温泉」には行くことができ
そちらの大浴場やショップを自由に楽しめるが
その逆はないため
常に静かな「志だて」を保てるのがうれしい
「志だて」に戻り 小さなショップを眺めていたら
妻は欲しいものを見つけたようだったが
チェックアウトの時に買うことにして 部屋に戻った
ベッドに横になった私は 軽く眠ってしまった
こんなにも寛げるのは 宿への慣れもあるのだろう
夕食時間のちょっと前に 目が覚めた
「そろそろ起こそうかと思ったんだよ」と妻
夕食は個室食が原則なため
案内された部屋も 前回とまったく同じだった
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